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おひつでごはんを保存する

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我が家は、毎日食べるご飯は土鍋で1日1回3食分をまとめて炊いて、おひつに移して
保存しています。



以前、おひつを持っていなかったときは、残ったご飯は土鍋に入れたまま保存して
いたのですが、
おひつに移すひと手間をかけるだけで、木がご飯の水分を適度に調節してくれるので、
水っぽくならず、逆にぱさぱさにもならずに、冷めてもおいしい状態でご飯を保存する
ことができるようになりました。

*おひつなどの木製品は、使い終わったら、必ず洗って陰干ししておくことが大切です。

以前、近所の80代のおばあちゃんに話を聞いたところ、昔は、かまどでご飯を炊いていましたが、
家族も多く、1日に食べるお米の量も多いので、食事の支度が大変だったそうです。
(そこの家では、当時、家族が12人、1日に食べるお米の量は2升(20合)だったそうです。)
なので、ご飯は毎朝1日分をまとめて炊いて、昼はおにぎりをにぎり弁当をもたせて、残りは
おひつで保存しておいて夕食で食べていたそうです。
(ちなみに、関東では朝炊いて夕食までに食べきる、関西では夕方に炊いて翌日の昼までに
食べきる、というスタイルが多かったようです。)

我が家も、このやり方を取り入れてから、毎食ご飯を炊く手間も省けて、毎日の食事の
支度も楽になりました。みそ汁も、いつもご飯と一緒に3食分まとめて作ってしまいます。
毎食作る場合よりも、ガスや電気代の節約にもつながります。

現在は、都市部では、住宅事情や材料の調達が難しくなって、かまどで調理できる家は
ほとんどなくなってしまいましたが、
(大田区生まれの90歳の祖母も、昔、裏山で薪を集めて火を焚いていた、と言っていました。
今はその裏山は住宅地になっています。)
毎日の食事作りも、できる範囲でなるべくエネルギーも節約しながら作っていけたら
いいなと思います。

・おひついろいろ…今は昔ながらの木製以外にもいろいろな種類があるようです。
木曽さわらのおひつ(江戸びつ)7合用
木曽工芸 木曽さわら 江戸型おひつ 5合用
木曽工芸 電子レンジ対応 曲げ輪おひつ(5合用)
有田焼 遠赤セラミックス ご飯用保存容器 おひつ君

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