学生時代からの大切な友達から、「感動したので、ぜひ読んでみて!」と、
こんな本をプレゼントしてもらいました。
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クマが棲める豊かな森を次世代に残そう、というメッセージがこめられた本です。
兵庫県尼崎市立武庫東中学校で、ある生徒が作文でクマの新聞記事を取り上げて、
理科教師の先生が「理科だより」に載せて紹介したことをきっかけに、
そこの生徒が中心になって、実際に自然保護活動をはじめて、自然保護団体まで
立ち上げてしまいました。
豊かな自然を失いクマや野生生物が滅びるということは、やがて人間を含めた
全生物が滅びるということだ、ということが書いてあります。
本文の中で、とても印象的だった言葉が、
ある男子生徒の言葉
「先生、これクマだけの問題と違う。ぼくらの問題でもあるんや。
先生、ぼくら寿命まであと何年生きなあかんと思う。あと70年くらい生きな
あかんねん。
今の自然破壊見てたら、僕ら寿命まで生き残られへんてはっきりわかるねん。
ぼくら寿命まで生き残りたいねん」
別の男子生徒の言葉
「先生、大人って、ほんまはぼくら子供に愛情なんかないんと違うかな。
自然も資源もみんな、自分たちの代で使い果たして、ぼくらに何も置いとこうと
してくれへんな」
それから、生徒の代表が夏休みに環境庁に行って直接話をする場面で、
ある生徒が、「日本列島の、人間の定員ってどれくらいでしょうか」と尋ねたときの
係員の答え
「江戸時代並みの質素な暮らしをして(エネルギー消費量は今の100分の1)、3000万人。
それ以上の人間がこの国に住もうとしたときから、この国はもう滅びに向かって
いるのです」
そういえば、私も子供の頃、東京下町に住んでいて、開発で身近にあった自然や生き物が
消えていくのを見て育ったり、外で遊んでいるときにも、当時はたびたび光化学スモック
警報が流れて、おびえながら自宅に逃げ帰った経験などがあり、
その時に、いつか地球は壊れてしまうんじゃないかな、とか、大人になるまで生きられる
のかな、と思ったことを思い出しました。
昨年読んだ、ある新聞の記事の中で、「世界中の人が皆日本人のような暮らし方をした場合、
地球は2個半必要」という言葉もとても印象的でした。
自分たちのためにも、これからの未来を生きていかなければいけない子どもたちのためにも、
少しでも多く環境や資源を残すためには、今の便利な暮らし方を見直さないといけないなと
改めて感じました。
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この本は、全部で60ページくらいの分量で、子どもでも読めるように、やさしい言葉で
書かれていて、漢字には全部ふり仮名もふってあります。
ぜひ、多くの方に、それから子どもと一緒に読んでもらいたい本だなと思いました。
「クマともりとひと」 日本くま森協会 定価96円
購入・問い合わせ先 担当 川嶋さん
MAIL kumamoribook@docomo.ne.jp
FAX 052-581-5008
日本熊森協会
兵庫県西宮市分銅町1−4
TEL 0798-22-4190 FAX 0798-22-4196
MAIL jbfa@nifty.com
HP http://homepage2.nifty.com/kumamori/
私も、この冊子や団体のことを紹介していきたいと思いました。
あきさん、素敵な本を紹介してくれてありがとう!
こんな本をプレゼントしてもらいました。

クマが棲める豊かな森を次世代に残そう、というメッセージがこめられた本です。
兵庫県尼崎市立武庫東中学校で、ある生徒が作文でクマの新聞記事を取り上げて、
理科教師の先生が「理科だより」に載せて紹介したことをきっかけに、
そこの生徒が中心になって、実際に自然保護活動をはじめて、自然保護団体まで
立ち上げてしまいました。
豊かな自然を失いクマや野生生物が滅びるということは、やがて人間を含めた
全生物が滅びるということだ、ということが書いてあります。
本文の中で、とても印象的だった言葉が、
ある男子生徒の言葉
「先生、これクマだけの問題と違う。ぼくらの問題でもあるんや。
先生、ぼくら寿命まであと何年生きなあかんと思う。あと70年くらい生きな
あかんねん。
今の自然破壊見てたら、僕ら寿命まで生き残られへんてはっきりわかるねん。
ぼくら寿命まで生き残りたいねん」
別の男子生徒の言葉
「先生、大人って、ほんまはぼくら子供に愛情なんかないんと違うかな。
自然も資源もみんな、自分たちの代で使い果たして、ぼくらに何も置いとこうと
してくれへんな」
それから、生徒の代表が夏休みに環境庁に行って直接話をする場面で、
ある生徒が、「日本列島の、人間の定員ってどれくらいでしょうか」と尋ねたときの
係員の答え
「江戸時代並みの質素な暮らしをして(エネルギー消費量は今の100分の1)、3000万人。
それ以上の人間がこの国に住もうとしたときから、この国はもう滅びに向かって
いるのです」
そういえば、私も子供の頃、東京下町に住んでいて、開発で身近にあった自然や生き物が
消えていくのを見て育ったり、外で遊んでいるときにも、当時はたびたび光化学スモック
警報が流れて、おびえながら自宅に逃げ帰った経験などがあり、
その時に、いつか地球は壊れてしまうんじゃないかな、とか、大人になるまで生きられる
のかな、と思ったことを思い出しました。
昨年読んだ、ある新聞の記事の中で、「世界中の人が皆日本人のような暮らし方をした場合、
地球は2個半必要」という言葉もとても印象的でした。
自分たちのためにも、これからの未来を生きていかなければいけない子どもたちのためにも、
少しでも多く環境や資源を残すためには、今の便利な暮らし方を見直さないといけないなと
改めて感じました。

この本は、全部で60ページくらいの分量で、子どもでも読めるように、やさしい言葉で
書かれていて、漢字には全部ふり仮名もふってあります。
ぜひ、多くの方に、それから子どもと一緒に読んでもらいたい本だなと思いました。
「クマともりとひと」 日本くま森協会 定価96円
購入・問い合わせ先 担当 川嶋さん
MAIL kumamoribook@docomo.ne.jp
FAX 052-581-5008
日本熊森協会
兵庫県西宮市分銅町1−4
TEL 0798-22-4190 FAX 0798-22-4196
MAIL jbfa@nifty.com
HP http://homepage2.nifty.com/kumamori/
私も、この冊子や団体のことを紹介していきたいと思いました。
あきさん、素敵な本を紹介してくれてありがとう!

