26日の東京新聞に、興味深い記事があったので転載します。
”集落ぐるみで楽しんでエコ〜鹿児島・出水の自治会”
福島第一原発事故以前から、集落ぐるみで節電などによる二酸化炭素(CO2)
削減活動を続ける自治会が、鹿児島県出水市にある。
2006年度に比べ、1世帯当たり平均で5〜6万円も年間光熱費の削減に成功。
「無理せず楽しいエコ」を掲げて光熱費を大幅に減らした取り組みは、
原発ゼロの夏を乗り切るヒントになりそうだ。
6月田下自治会(56世帯162人)で、06年度、現会長の松田正幸さん(65)が
エコ活動を条件に自治会長を引き受けたのがきっかけだった。
当初は「自治会で取り上げる問題じゃない」と周囲の関心は低かったが、
松田さんが住民を説得し、各家庭の毎月の電気、ガス、水道代のデータを
集計し係数換算でCO2発生量を割り出して見せた。
地球温暖化の映像資料を見たり、学習会を積み重ねたりすることで理解が
深まり、07年度から本格的に活動が始まった。
06年度比でCO2 10%削減を目標に定め、
?電気はこまめに消す
?蛍光灯を間引く
?電気ポットを使わない
?蛇口から出る水の量は、鉛筆の細さに調節
?洗濯を2日に1回に減らす
などの行動を実践。
08年度からは集落全体で目標達成を続け、11年度には11%減らした。
月単位で06年度比10%減を3ヶ月連続で達成した世帯には、自治会が
写真付きの「エコ達人」登録証をプレゼント。
年2回、各家庭に削減効果をまとめた「通知表」も交付する。
CO2の吸収にすぐれたアフリカ原産の植物ケナフの栽培も行い
「地域の絆が深まった」と松田さん。
活動が評価され、環境省の「低酸素杯2011」で環境大臣準グランプリを
獲得した。
松田さんによると、使用電力の7割を占めるエアコン、照明、テレビ、
冷蔵庫の4種を重点的に節電するのがポイントとか。
「無駄に着目して真剣になれば、生活の質を落とさずに節電できる」
と提言した。
”集落ぐるみで楽しんでエコ〜鹿児島・出水の自治会”
福島第一原発事故以前から、集落ぐるみで節電などによる二酸化炭素(CO2)
削減活動を続ける自治会が、鹿児島県出水市にある。
2006年度に比べ、1世帯当たり平均で5〜6万円も年間光熱費の削減に成功。
「無理せず楽しいエコ」を掲げて光熱費を大幅に減らした取り組みは、
原発ゼロの夏を乗り切るヒントになりそうだ。
6月田下自治会(56世帯162人)で、06年度、現会長の松田正幸さん(65)が
エコ活動を条件に自治会長を引き受けたのがきっかけだった。
当初は「自治会で取り上げる問題じゃない」と周囲の関心は低かったが、
松田さんが住民を説得し、各家庭の毎月の電気、ガス、水道代のデータを
集計し係数換算でCO2発生量を割り出して見せた。
地球温暖化の映像資料を見たり、学習会を積み重ねたりすることで理解が
深まり、07年度から本格的に活動が始まった。
06年度比でCO2 10%削減を目標に定め、
?電気はこまめに消す
?蛍光灯を間引く
?電気ポットを使わない
?蛇口から出る水の量は、鉛筆の細さに調節
?洗濯を2日に1回に減らす
などの行動を実践。
08年度からは集落全体で目標達成を続け、11年度には11%減らした。
月単位で06年度比10%減を3ヶ月連続で達成した世帯には、自治会が
写真付きの「エコ達人」登録証をプレゼント。
年2回、各家庭に削減効果をまとめた「通知表」も交付する。
CO2の吸収にすぐれたアフリカ原産の植物ケナフの栽培も行い
「地域の絆が深まった」と松田さん。
活動が評価され、環境省の「低酸素杯2011」で環境大臣準グランプリを
獲得した。
松田さんによると、使用電力の7割を占めるエアコン、照明、テレビ、
冷蔵庫の4種を重点的に節電するのがポイントとか。
「無駄に着目して真剣になれば、生活の質を落とさずに節電できる」
と提言した。


